営業のリモートワークを浸透させる方法

営業のリモートワークを浸透させる方法

最近では営業職においても効率化が進み、
オンライン商談がかなり浸透してきます。

また一部の企業ではリモートワークを導入し、
営業パーソンも出社せずに訪問営業や
貸しオフィス等でオンライン商談を行う企業も増えています。

しかし、このように営業現場へもリモートワークを導入している企業が多い中
結局浸透せず、従来通り出社しているという声もよく聞きます。

制度だけでなく実際に定着させるにはどのように導入を進めればよいでしょうか?
リモートワーク導入時に注意するべき点や必要なツールについて解説していきます。

リモートワークは制度だけ?

「最近うちの会社でリモートワークを導入した」
「リモートワークがあるから実家からでも仕事ができる」
などのような会話をよく耳にします。

しかし、多くの場合が事務職やエンジニア職ばかりで
このコラムをご覧になっている営業職でのリモートワークは
意外と普及していないでしょう。

その理由として、制度を導入したのはよいが
どのように活用していくべきか、現場へのオペレーションに
落とし込まれていないことがあるのでしょうか?

これでは制度はあったとしても毎朝の朝礼や営業会議の形式が
変わらなければ浸透はしません。

営業現場へリモートワークを浸透させる

ではどのように浸透させればよいでしょうか?

以下の3点が浸透のためのポイントになります。
1.営業現場にリモートワークの風土を作る

2.リアルタイムでのコミュニケーションの仕組をつくる

3.営業進捗をリアルタイムで把握できるツールを導入する

それでは3点について説明していきます。

リモートワーク浸透の3つのポイント

1.営業現場にリモートワークの風土を作る
まずはトップダウンだけでなく、営業現場へもリモートワーク導入の
同意を得ることが必要です。
営業マネージャーによっては営業効率化を進めるためにリモートワークの
取り組みに賛成する方も多いですが、そのような方だけではないでしょう。

場合によっては人事評価にも組み入れることもよいでしょう。

2.リアルタイムでのコミュニケーションの仕組をつくる
どこにいてもコミュニケーションがとりやすいように
チャットツールなどを導入すると口頭での会話のような
コミュニケーションがとりやすくなります。

更にタスク管理ツールやグループウェアを活用することで
社内タスクの進捗や営業スケジュールを簡単に共有できるようになるでしょう。

3.営業進捗をリアルタイムで把握できるツールを導入する
対面での営業会議がなくても案件進捗がわかるような
プラットフォームを設けることでどこにいても情報共有が可能になります。
具体的なツールとしてはSFAが挙げられます。

オンライン商談ツールを社内の営業会議でも活用することで
リモートワークをしていても共通の情報を見ながら会話をすることができるようになります。

まとめ

営業でのリモートワーク導入時に注意するべき点や必要なツールを紹介してきました。

以下の3点に注意してみましょう。
1.営業現場にリモートワークの風土を作る
営業現場へもリモートワーク導入の同意を得る

2.リアルタイムでコミュニケーションを作れるようにする
チャットツール・タスク管理ツール・グループウェアの活用

3.営業進捗をリアルタイムで把握できるツールを導入する
SFA・オンライン商談ツールの社内活用

営業の効率化や働き方改革の一環としてリモートワークの
導入・浸透は必要になってくるでしょう。

ぜひ参考にして導入を進めてみましょう!