コラムをご覧の方のなかには営業ツールを商談で利用する方だけでなく、
営業ツールの制作に関わる方もいらっしゃるかと思います。
弊社にお問い合わせをいただく主なご要望に、
・営業ツールを制作したい
・営業を標準化したい
・営業の売り方を見直したい
・営業力を強化したい
というものがあります。一方でここ最近増えてきているのが、
・会社紹介ツールを制作(見直し)したい
というご要望です。
今回は営業パンフレットとして使われる会社紹介ツールの
制作のポイントをお伝えします。
会社紹介ツールの目的
一般的に、会社紹介ツールというと、
・社名、所在地、設立年、資本金、事業内容
などの、会社の基本的な情報が載っているものをイメージしがちですが、
こちらのご要望をいただく企業様からは
「今後、新規顧客開拓を行っていくために必要なツール」として
会社紹介ツール制作のご依頼をいただいています。
つまり、
「まだ自分たちのことを良く知らない見込客に対して、
自分たちがどのような価値を提供できるのか?」
について伝え、理解してもらうためのツールという位置づけです。
自社の価値を伝えるための5つのポイントとは?
では、自分たちのことを良く知らない見込客に、
何を伝えれば自社の価値を理解していただけるのでしょうか。
それには、以下の5つのポイントを押さえる必要があります。
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1.自分たちは何者か?(一言で簡潔に)
2.ターゲットは誰か?
3.ターゲットが抱えるどんな課題を解決できるのか?
4.どのようにしてその課題を解決するのか?
5.なぜ、課題解決ができるのか?(根拠を明確に)
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5つのポイントを伝える効果
具体例を紹介する時には以前紹介した「導入事例」を使うことで
初めて自社サービスの導入を検討している企業に、
購買後の安心感を与えることができます。
(コラム「みなさんは使いこなせていますか?|商談用ツールとしての導入事例」)
ただ、初回商談では、導入事例の紹介までしている時間が
ない可能性も高いので提案フェーズに入った際に、
不安感の払拭として使うことをお勧めします。
まとめ
以上のように会社紹介ツールは、
見込客に対して自社の価値を知ってもらえるような
内容にする必要があります。
5つのポイントがあります。
1.自分たちは何者か?(一言で簡潔に)
2.ターゲットは誰か?
3.ターゲットが抱えるどんな課題を解決できるのか?
4.どのようにしてその課題を解決するのか?
5.なぜ、課題解決ができるのか?(根拠を明確に)
皆さんの会社の「会社紹介ツール」は、
見込客目線でメリットが伝えられ、理解できる内容になっていますか?
あらためて、自社の会社紹介の最適な流れを考えてみてください。
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