どんなに不況になろうと、時期的に厳しい季節が訪れようと、
安定して売上を上げるトップセールスはどの業界にも存在します。
では、このトップセールス達の共通点は何でしょうか?
まず最初にみなさんに知っておいて頂きたいのは、
『トップセールス』の定義です。
トップセールスとは、ある月はギネス記録の売上を叩き出すが、
次の月は0円といった「ジェットコースター型」の営業メンバーではなく、
売上ギネス記録は持っていなくても、毎月安定的に売上・利益を出し続ける
営業メンバーと考えられております。
トップセールスの共通点はたった1つ
スリーシーズでは年間500名以上の営業メンバーの指導育成を行っております。
その経験から導かれた答えは極めて単純でした。
その経験から導かれた答えは極めて単純でした。
『常に自分(プロ)としての意見や考えをお客様に提示し続ける』
ということです。
トップセールスは御用聞きではない
トップセールスはお客様に「どうすれば良いですか?」とは
絶対に聞きません。
「私はこう考えておりますが、いかがですか?」
という問答を常に展開しています。
つまり、御用聞き営業は一切していないということです。
御用聞き営業とは、顧客の言った通りのものを提供する営業スタイルです。
得意先を1社に決めている、など現状維持を望む顧客にはそれでも良いかもしれません。
しかし、もし納期や価格で優れている競合他社が出現して競争することになった場合、
あっという間に顧客を持って行かれてしまいます。
お客さまから相談されるのがトップセールス
御用聞きではなく、求めていることを考えて提案を続ける結果、
いつしかお客様はそのような問答をする営業メンバーを業者扱いすることなく
対等かそれ以上のスタンスで迎え入れます。
「○○さん、この件だけど、どう思う? ○○さんの考えを参考に
教えてください。」
という言葉をお客様から引き出せたら、それはトップセールスへの
第一歩です。
もちろん、せっかく聞かれたのにお門違いな意見ばかり言っていてもダメです。
まとめ
お客様が求めていることを俊敏に察し、その半歩先を進んだ
考え方や対応策を提案し続ける営業メンバーは、
いつの時代もお客様から重宝されます。
お客様の最良の結果が得られるように、ビジネスパーソンとして
最善を尽くすことが、あなたをトップセールスへと導きます。
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