スリーシーズは、日々、クライアント企業に対して
「組織としての営業力強化」を提供しています。
営業力強化支援として営業研修など主に営業の原理原則の習得から、
実践を兼ねたロールプレイングまで幅広く行っております。
新しい期が訪れ、多くの企業では、新人の受け入れを行っているのでは
ないでしょうか。
この時期は、弊社でも多くの企業で、新人営業メンバー向けの営業研修を
実施しております。
当たり前だと思うことを当たり前に行う
そこで、何度も何度もお伝えすることは、
「営業として信頼を獲得するには、当たり前だと思うことを
当たり前に行う。それが、他人との差別化になる」
ということです。
当たり前だと思うこと、例えば、
・約束を守る
・レスポンス早く対応する
・ビジネスマナーを守る
・誠意を感じる応対をする
などが、挙げられます。
営業だけでなく社会人として基本となることです。
当たり前のことができていない例
実は、営業と言われる職種の方で、このようなことができていない
人が数多く見受けれるのも事実です。
・アポイントの約束時間に遅れてきて、謝罪も無い。
・こちらからのメールに、24時間以上経っても返信がない。
・提案すると言って、期日までに提案してこない。
・商談の中で使っている言葉が稚拙である。
・ニーズがないと分かったら商談後のお礼メールを送らない。
(コラム「信用を獲得するステージは商談時だけに非ず」でお伝え
したように商談後のフォローをないがしろにしてはいけません。)
など、当たり前だと思うことができていないのです。
他社の営業との差別化のために
いくら知識や営業のテクニックや良い営業ツールがあったとしても、
このような方には発注をしませんし、大事なお客様を紹介する気にも
なりません。
よって、当たり前だと思うことをきちんとできる方は、
それだけで、目立つし、他社の営業とも差別化を図ることが
できるのです。そして、選ばれる営業になるのです。
このようなことは、ビジネス経験を長く積めば積むほど
改善ができません。新人の頃にこのようなことをしっかりと
教え込まれた方は、何歳になっても当たり前にできます。
まとめ
以上のように、新人営業メンバーに対しては、
「当たり前だと思うことを当たり前に行う」重要性を
何度も何度も口酸っぱく教えているのです。
自社のビジョンやサービスの強みなどの共有も重要ですが
営業として当たり前に行うべきことを身につけることが必要です。
それができてから営業のテクニックや営業ツールが活きてきます。
これらの積み重ねが顧客の信頼獲得につながるのです。
是非、営業マネジメントや営業活動の振返りの参考にして下さい。
関連情報
関連コラム:営業パーソンと営業マネージャーの違いとは?初めて営業マネージャーになる人が意識すべきミッション
関連資料DL:新規顧客の獲得が倍増する小冊子