営業メンバーの成長を促進させる思考|グロースマインドで営業モチベーション向上

 

普段メンバーのマネジメントをされている
営業マネージャーのみなさんはどのような
モチベーションで日々就業されているでしょうか?

何気ない習慣や考え方によって、
能力やスキルに差がなくても
営業成績などのアウトプットに差が出るのでないでしょうか?

今回は「グロースマインド」といわれる成長思考に焦点を当てて
業務の効率化や成長を促進させるための方法をお伝えします。

 

グロースマインドにより成長の促進

グロースマインドの具体例
・何事も改善することができる
・自分の価値は学び、改善しようする努力によって決まる
・新たにリスクのあることに懸命に挑戦することが一番

逆に成長を妨げる思考として
「フィックスマインド」(硬直思考)という思考があります。

具体的にはどのような思考でしょうか?

・人々の個性や能力は決まっている
・自分の価値は成功や失敗、他人の評判で決まる
・簡単で安全で馴染みのある生活が一番(自身や自尊心を持ち続けられるから)

いかがでしょうか?
みなさんの周りのグロースマインドをお持ちの方は
輝いて見えるのではないでしょうか?

 

グロースマインドを定着させるには

まずグロースマインドには
どのように変えていけばよいでしょうか?

1.才能と性格は変えることができると信じる

2.努力や多くの戦略を試そうとすることを褒める

3.リスクを取ったり新しい活動をしようとすることを賞賛する

4.移動し、変化をする(国、家、状況)

5.習慣を変える(睡眠の質を上げる、健康的な食事をする、興味を見つける)

6.情熱による少ないストレスで成功する

7.努力や多く戦略を試そうとする
(才能や生まれつきの能力ではなく)自分を褒める

8.友人を選ぶ

9.新しいコミュニティに参加する

なんとなく納得感はあるかと思います。

しかし、日々の業務に追われる中、
なかなか意識的に行うことは難しいですよね。

 

日々の習慣を変える

それでは日々の習慣を変えるために
何を意識すればよいでしょうか?

以前のコラム(「営業はやりたくない?|そんなモチベーションの時に考えること」)で

7つの習慣より
「最優先事項を優先する」ということをお教えしました。

この2つの軸で分けることで人間の活動を4つの領域に分けることができます。
①緊急で重要なこと
②緊急ではないが重要なこと
③緊急で重要でないこと
④緊急でも重要でもないこと

②が自身の成長に必要なことになってくるでしょう。
現在の習慣の中に②の要素を当てはめてみましょう。

 


<例>
・現在の習慣
マネージャーが自分に
フィードバックやタスクを与えるが
市場の状況や優先度についての自分のアイデアと合っていない

■今までのルーティン
静かに聞いて「はい」と言う

 

◆今までの習慣によるメリット
安全でストレスのある議論を避ける

 

・新しい習慣
上司と互いに議論し合う


​​​​​​​□新しいルーティン

「もしかすると必要であるかもしれない」というスタンスで
自分のアイデアについて尋ねる

◇新しい習慣によるメリット
・一緒により良いアイデアを考える
・上司も自分に相談し始めるかもしれない
・実現し、貢献しているように感じられる


正直現状のままでも特に業務に支障がないでしょう。

しかし、
新しい習慣を取り入れることで自身の成長につながり、
今までよりもパフォーマンスは上がる可能性は高いでしょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?
グロースマインドを身につけることで
本人もポジティブで周りの方にも良い影響を与える
のではないでしょうか?

また日々のルーティンの中に新しい習慣を入れることで
今までよりもずっと気持ちよく生活ができるのでないでしょうか?

メンバーの成長が止まっていると感じた
営業マネージャーの皆さんは一度メンバーの
習慣を一緒に見直しみましょう。

関連情報

関連コラム:
働き方改革だけでなくモチベーション改革も導入する|マネジメントの参考に①
営業や営業戦略立案で知っておいても損はない科学的な裏付け

スリーシーズ関連サービス:営業戦略立案
関連資料DL:組織としての営業力強化レポート