いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今回は営業のモチベーションアップの施策についてです。
営業という職種は、常に結果を求められ、結果で評価されることは
営業に関わる皆様であれば、よく御存じのことだと思います。
結果が出なければ、詰められ、追い込まれていきます。
結果が出ない営業メンバーを詰める「営業会議」を運営している
会社は多いのではないかと思います。
営業の成果を発表できる場を設ける
逆に、良い結果が出たときはどうでしょうか?
その結果を賞賛する場をきちんと用意しているでしょうか?
「〇〇さん、今月の目標を達成しました!おめでとうございます!」
このような賞賛の場を設定している会社は多いと思います。
朝礼だったり、営業会議、全社会議など・・・
初受注した際にフロアのメンバー全員と握手する試みなど・・・
表彰の際にインセンティブを与え、みんなで称え、一言発表。
そんな流れなのではないでしょうか。
営業が一番モチベーションが上がる瞬間は?
もちろん、そんな場も大変重要です。
しかし、営業が一番モチベーションが上がるのは、
自らの工夫や取り組みを、具体的に全員の前で自慢できる瞬間です。
結果が出るのは、ある意味当たり前。結果をだすために、
自分は日夜、あらゆる工夫をし、改善し続けているから、結果として
目標を達成できていることを、実は公表したいのです。
組織としての営業力の底上げへ
偶然では結果はついてはきません。
意図しているから結果がついてくるのです。
例えば、
アポをとる際のポイント、商談でのヒアリングのポイント、
商談後のフォローの方法、タイムマネジメントなど・・・
このように「成果を発表できる場」がある会社の営業は、
モチベーションも高く、また、様々な工夫をし、うまくいったことは
惜しげもなく他の営業メンバーに共有する癖がついています。
そして、属人的に営業成績を伸ばすのではなく、組織として
営業力の底上げを図ることが出来ています。
まとめ
自らの成果を「なぜその成果が出たのか」という観点で、
プレゼンテーションさせることにより、自らの営業ノウハウを
棚卸させる効果もあります。
「自分もあの場で発表したい」という、他の営業メンバーの競争心を
あおることもできます。
皆様の会社には、そもそも、営業を「賞賛する場」はありますか?
そして、それは、結果だけを称える場ではなく、
営業が「成果を発表できる場」になっているでしょうか?
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